aba技術ブログ

ソフトウェア関係を中心にした技術ブログ

キーボード2台運用を卒業し自作キーボード左右分離式にMint60

パソコンのキーボードは両手が離れた然るべき

一般的なパソコンのキーボードはすべてのキーが一つの筐体に収められており、それを両手で打つ人がほとんどかと思います。一方で世の中にはそれを良しとせず、中央付近で最優に分離して利用可能なキーボードがあります。市販品だとBAROCCO MD770や ergodox-ezが該当します。これらのキーボードを利用すると左右の腕を開いて置けるため結果として胸が開き肩こりが楽になるという効用があります(個人差がもちろんある)

  

分離式を探すも好みの打鍵感に巡り会えず2台同時運用の道へ

そのため自分も分離式キーボードを利用したかったのですが、既製品で自分の好みに合う打鍵感のキーボードが見つけられず、フルキーボードを2台机に並べて使うという運用をしていました。

個人的な好みとして、静電容量式で35g程度の押下圧な静音タイプのキーボードが好みでした。

そのためRealForce, HHKN2 Professionalと渡り歩き最終的にこの2年ぐらいはNiz Plumキーボードを2台購入しそれを両方同時に利用するという形に落ち着いていました。

 

しかし、テンキーレスのキーボードとはいえ2台ともデスクに置いているとデスクの上が散らかってしまうという問題がありました。

そこで改めて分離式キーボードについて調べていると、gatelonのスイッチで静音タイプでかつ押下圧35gと軽いスイッチが発売されていることを発見しました。

市販品ではこのスイッチを搭載した分離式キーボードは見つけられなかったためゆかりキーボードファクトリーさんの分離式キーボードの組み立てキットであるMint60をこのスイッチで組み立てることにしました。

 

Mint60の組み立て

ゆかりキーボードファクトリーさんで基本セットを購入し、キーボードのスイッチは遊舎工房さんで購入した。

eucalyn.shop

はんだ付けが自分で行う必要があるが工具類が一切なかったのでAmazonで購入し買い揃えました。

何度かのトラブルに見舞われながらもテスターを使いながら導通と短絡を丁寧に確認しながら再配置して作成が完了した。

キーキャップは引退予定のNizキーボードがとりあえず借りてきて装着した。結果としてメカニカルキーボードの中では軽いタッチで比較的音も静かなキーボードを作成できました。

ありもののキーキャップを利用したのでキー間に不自然な隙間が生まれているが追々どうにかしたいです。

若干チャカチャカ音が気になるのと静音リングなるものあるらしいので今度試したみたい。

Mint60完成写真

Mint60完成写真